NPO法人ここかまど

国連の子ども権利条約「日本勧告審査と総括所見」

2019-03-08更新

国連子ども権利委員会の勧告審査と総括所見(日本に対しての勧告について)の講演会に参加いたしました。
参加者によるレポートをお届けいたします。

イベント名国連子ども権利委員会の勧告審査と総括所見(日本に対しての勧告について)
開催日2019年2月16日(土)
参加者樋口
開催地東洋大学 甫水会館(東京都文京区)

スイスのジュネーブで2月8日に審査の正式発表がありました。
特に注目すべきこととして、日本における発達障がいの薬物治療に対して、「深刻な懸念」があると示されました。
そして、子どものADHDの診断について徹底的に検討されるべきとして、以下の内容が示されました。
・薬物処方は最終手段として個人に合わせた判断がある場合にのみに行われるようすること。
・薬物処方の起こり得る副作用や非医学的代替手段について適切に知らされるようにすること。
・ADHDの診断と精神刺激薬の処方の増加の根本的原因について、研究を行うこと。